特集 / スティグ・リンドベリ

Stig Lindberg × KIHARA

Stig Lindberg × KIHARA

スティグ・リンドベリ (1916-1982)は
陶磁器を中心にテキスタイルやガラス、挿絵、工業製品など、多方面で才能を発揮したスウェーデンの陶芸家です。

1940〜50年代のスウェーデンでは「folkhemmet(国民の家)」と呼ばれる社会構想のもと、より良い暮らしを問うさまざまな住宅調査が行われ、機能的かつ美しい日用品、良質なプロダクトデザインが重視されていきます。 人々の暮らしが豊かに変化していくそんな時代の波に乗り、リンドベリは独創的なアイデアをもとに遊び心あふれるデザインを次々と生み出して、大きな支持を得ました。

KIHARAでは20世紀の北欧デザインを牽引したデザイナー、Stig Lindberg スティグ・リンドベリとのライセンス契約のもと、
7シリーズのオリジナル商品を開発し販売を開始いたしました。KIHARAの器とリンドベリのデザインが融合した新たな商品展開をぜひお楽しみください。


スティグ・リンドベリ

Stig Lindberg(1916 - 1982)

スティグ・リンドベリ

1916年スウェーデンのウメオ生まれ / 陶芸家、デザイナー、イラストレーター

スウェーデン国立美術工芸デザイン大学を卒業後、1937年に陶磁器ブランド・グスタフスベリに入社。当時のアートディレクター、ヴィルヘルム・コーゲに師事し、のちにコーゲの後任としてアートディレクターに就任。 旺盛な好奇心と卓越した才能によって生み出された数々の名作は、同社の全盛期を支えた。陶芸家、リサ・ラーソンの才能をいち早く見出し、グスタフスベリにスカウトしたのもリンドベリだ。 陶芸作品、テーブルウェアやテキスタイルのほか、インダストリアルデザイン、グラフィック、絵本、パブリックアートまで、多岐にわたり活躍したスウェーデンが誇る戦後最も重要なデザイナーとして知られている。



Stig Lindberg

KIHARA ORIGINAL

Blues(ブルース / ブルー)

1960年代にメラミン食器として展開された青い花模様のパターン《Blues》を、KIHARAでは磁器の食器として商品化しました。レトロな柄を生かした優しいフォルムの角皿やカップは、当時の北欧の空気感をまとった仕上がりです。

《Blues》

角皿(3サイズ)/ 長角皿

《Blues》

カップ&ソーサー / マグカップ

Balett(バレット / バレー)

1960年代にメラミン食器として展開されたオレンジの花模様のパターン《Balett》を、KIHARAでは磁器の食器として商品化しました。ベースとなる器は、機能的かつ美しい日用品を提案する小泉誠デザインのSITAKUシリーズです。リンドベリのグラフィックがマッチしたレトロな雰囲気をお楽しみいただけます。

《Balett》

しょうゆ差し(2種類) / 薬味入れ(2種類)
/ おろし器 / レモン絞り / すり鉢 / 蓋 / お玉立て

《Balett》

カップ&ソーサー / マグカップ

HERBARIUM(ハーバリウム)

1940年代に数多くのテキスタイルデザインを手がけたリンドベリ。1947年にデザインした《HERBARIUM》は、色とりどりのさまざまな植物が緻密に描かれた「植物標本」のような柄が特徴的です。KIHARAでは、このパターンを丸いプレートに落とし込み呉須の濃淡でシックに仕上げました。

《HERBARIUM》

丸プレート(3サイズ)

《HERBARIUM》

元となったテキスタイルデザイン

Grazia(グラツィア / グラーシア)

《HERBARIUM》と同様、1947年にデザインされた《Grazia》も、細かな植物柄で構成されたテキスタイルパターンですが、よく見ると花飾りをした人の顔を見つけることができるでしょう。泣いていたり眠っていたり、花を口にくわえていたりと、リンドベリが描くユニークな世界観をそのまま食器としてもお楽しみいただける仕上がりです。《HERBARIUM》と組み合わせてのご利用もおすすめ。

《Grazia》

丸プレート(3サイズ)

《Grazia》

元となったテキスタイルデザイン

tallyho(タリホー)

リンゴのような丸い形が並んだ《tallyho》は1961年のデザイン。当時オフィス用のカーテンとしてデザインされたテキスタイルパターンを、KIHARAではマグカップに落とし込み、カラフルな3色で仕上げました。

Pippi Långstrump(長くつ下のピッピ)

スウェーデンを代表する児童文学作家で『長くつ下のピッピ』の作者アストリッド・リンドグレーンと、同時期に活躍したスティグ・リンドベリの出会いから生まれた特別なコレクションです。1968年、リンドベリがリンドグレーンに贈った「ピッピ」のスケッチは、長らく未発表のままでしたが、今回この貴重な作品をマグカップとして商品化しました。自由・やさしさ・強さの象徴であるピッピの魅力と、リンドベリの洗練されたユーモアが融合した、注目のコラボレーションです。

Daniel Doppsko(びしょぬれ靴のダニエル)

1959年に初版が刊行された『Daniel Doppsko(びしょぬれ靴のダニエル)』は、レンナート・ヘルシングが文章を、スティグ・リンドベリが挿絵を手がけたスウェーデンの児童書です。 町の半分が水没した「ソールンダ」に暮らすダニエルの、ユーモアと詩情あふれる不思議な日々を描いたお話から、さまざまなキャラクターを食器に写し取りました。

《Daniel Doppsko》

湯呑や飯碗、豆角鉢などバリエーション豊富なシリーズ展開

《Daniel Doppsko》

リンドベリが描いた『Daniel Doppsko(びしょぬれ靴のダニエル)』の挿絵


KIHARA TOKYO 企画展 / スティグ・リンドベリとKIHARAの器
Stig Lindberg×KIHARA

KIHARA TOKYO 3Fギャラリースペースにて、2025年10月18日(土)〜11月24日(月)まで企画展「Stig Lindberg × KIHARA」を開催しています。リンドベリの多彩な活動と照らし合わせながら、KIHARAの器とのコラボレーションをご覧いただけます。

>> 企画展「Stig Lindberg×KIHARA」詳細はこちら

企画展「Stig Lindberg×KIHARA」

おすすめ順  |  価格順  |  新着順

RANKING

人気アイテムランキング

FEATURE

特集